緩和ケアの質の評価、がん患者・家族のQOL評価、遺族調査、実態調査、地域緩和ケア・在宅緩和ケア、看取りのクリニカルパス、看護師向け終末期医療教育、看護師のがん看護・緩和ケアに対する意識
看護学を志したのは大学3年次に山崎章郎先生の「病院で死ぬということ」を読んだ経験とNHK特集の札幌麻生病院のTVを見たことでした。大学卒業後に国立がん研究センター東病院などで臨床を経験し、大学院修士課程では当時エビデンスという言葉が流行りだした頃でしたので、疫学・生物統計学を少し勉強しました。その後、成人看護学分野で助手に採用され、緩和ケアの研究をはじめました。最初に取り組んだ仕事は厚労省の末期医療に対する意識調査とSTAS-Jという尺度の開発でした。その後は遺族調査などの大規模調査や質評価研究など、「評価」と「調査」をキーワードに様々な研究に参加して来ました。平成21年10月より東北大学に異動し、緩和ケア看護学分野を立ち上げました。本分野を日本一の緩和ケア看護学の研究室にしたいという高い志を持ち、研究・教育に取り組んでいます。
日本緩和医療学会(理事、代議員、オンラインジャーナル編集委員会 委員長
教育研修委員会 ELNEC-J WPG員、学術委員会 委員)
日本がん看護学会(評議員)
日本看護科学学会(研究・学術情報委員、和文誌編集委員会専任査読委員)
日本癌治療学会(会員)
日本臨床腫瘍学会(会員)
miya[at]tohoku.ac.jp
緩和ケアや看護領域における人工知能や自然言語処理活用、臨床意思決定支援システム、医療AIに関するニーズ調査、医療AIの教育普及、緩和ケアの質評価
東北大学保健学科卒業後、国立がん研究センター東病院の呼吸器病棟にて勤務いたしました。
その後、大学院に進学し修士課程では緩和ケアの質評価を目的とした多施設遺族調査の調査事務局を務め、博士課程では自然言語処理と機械学習を活用して「電子カルテ診療記録からの全人的苦痛の自動判定モデル」を開発しました。
AIや自然言語処理の技術活用をすすめ、緩和ケアの均てん化と質向上を目指しています。
日本緩和医療学会、医療情報学会、日本看護科学学会
kento.masukawa.d6[at]tohoku.ac.jp
終末期がん患者の呼吸困難に対するアロマテラピー
東北大学保健学科卒業後、緩和ケア病棟・一般病棟双方の臨床経験を積んできました。入院期間が短縮化されてきている中で、患者・家族のニーズに応えることの難しさを経験してきました。現場でのニーズを臨床に還元できる、そんな研究を心掛け、社会に貢献していきたいと思います。
遺族による終末期ケアの質評価に関する尺度開発、食の苦悩の研究、アドバンスケアプランニング
私の両祖母が療養施設で亡くなったことがきっかけで、緩和ケアの普及・質向上が大事であると思い、宮下先生の研究室で研究に励んでいます。
緩和ケアの質評価、緩和ケア病棟におけるPROの効果
国立がん研究センター東病院で肝胆膵外科内科、消化器内科、緩和ケア病棟の勤務を経て、三友堂病院の緩和ケア病棟に勤務しています。緩和ケア病棟で「患者さんにとっての最善とは何か」を共に考えてくれる専門看護師と出会い、がん看護専門看護師を目指し2016年に認定を受けました。患者さんやご家族が質の高い緩和ケアを受けられるように、研究を行っていきたいと思います。
植込型補助人工心臓装着患者の合併症軽減のための研究
東北大学病院心臓血管外科病棟で3年間看護師として勤務した後に大学院に進学しました。植込型補助人工心臓装着患者の合併症軽減に繋がり、医療現場に還元される研究をしたいと思います。
Development of a Thai instrument to assess the quality of care and level of support in the last days of life, Bereaved family surveys
I aspire to contribute to advancing palliative care in Thailand on a global scale. Driven by this passion, I am currently conducting a study to develop and validate a Thai-language instrument for assessing the quality of care and level of support during the last days of life, as well as carrying out post-bereavement surveys with bereaved families.
最先端AI技術による医療従事者業務負担の軽減策の開発と評価
中国と日本の医療現場で看護師として経験を積んできました。中国と日本の看護を比較しながら、特に日本の緩和ケアの理念を学び、両国の看護の架け橋となりたいと思っています。
成人先天性心疾患患者に対する緩和ケア
集中治療室で患者さんと関わる中で、緩和ケアが必要だと感じ進学しました。どのようなフェーズ・場所にあっても患者さんの生活をより良くできる支援を目指しています。
検討中
東北大学卒業後、呼吸器病棟で4年間勤務しました。臨床経験を通じて、がんだけではなく、非がん疾患にも緩和ケアが必要とされていると感じ進学しました。研究を臨床に還元できるよう、日々努力を重ねたいと思います。
自然言語処理と機械学習を使用した緩和ケアの質評価
東北大学卒業後、静岡県立静岡がんセンターの血液・幹細胞移植科で3年間勤務しました。患者さんとご家族の診断期から終末期までの思いや苦痛を学び、よりよい緩和ケアを患者さん、ご家族に提供する重要性を感じました。臨床に還元できる研究を行えるよう、勉強と研究に励んでいきます。
自然言語処理と機械学習を活用した電子カルテでの緩和ケアの質評価
研究や緩和ケアに興味があり、大学院に進学しました。日々の研究活動や生活を通じて自身の将来や自分にできることを考えていきたいです。そして、大学院での学びを活かせるような人材になりたいです。
疼痛改善率に関連する緩和ケアチームの特徴
緩和ケア病棟で看護師として働き自分の知識や技術不足を感じ、がん看護CNSを目指して入学しました。子供のころから「病気の人を癒せる存在でありたい」という夢があり、少しでも近づけるよう努力していきたいです。得意分野はアロマセラピーで、好きなことは入浴(自分が)です。
緩和ケア病棟入院患者のPhase of Illnessと症状変化に関する研究
臨床経験の中で、緩和ケアの素晴らしさ・必要性を強く感じ、大学院への進学を決めました。私には、病院や地域における緩和ケアの課題を明らかにし、解決していくために少しでも貢献したい、という思いがあります。大学院での学びや経験を通して、それらを実践できる人材になれたらと思います。
検討中
国立がん研究センター東病院で9年の臨床経験を重ねる中で、沢山の患者さんとご家族に出会い、緩和ケアの重要性を改めて感じるようになりました。大学院での学びや経験を臨床現場に還元することを目標に尽力していきます。